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2023.10.20

Event

メジャーデビュー発表!さらに新曲「babel」を披露! ファンと喜びを分かち合った「Bimi Fes turn 1」をレポート

Photo by: Yusuke Baba(Beyond the Lenz)

 

舞台『鋼の錬金術師』、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」などへの出演で知られる俳優の廣野凌大による音楽アーティストプロジェクト:Bimi。2021年6月リリースの「Tai」以降、コンスタントなリリースを続ける彼が主催する音楽イベント「Bimi Fes turn 1」が10月16日、渋谷Spotify O-EASTにて開催された。

 

オープンと同時にこの日を待ちわびたオーディエンスで満員となり、その注目度と期待度の高さを動員と熱気からも感じさせられたこの日のイベント。オープニングアクトとなるunknown kidsがその空気を更に温めていく。

 

そして「NEVERLAND」のイントロが流れるとBimiと客演のLilniinaが登場。「今日は楽しんで帰ってくれよ!」とオーディエンスに呼びかけると、大きな歓声が会場から沸き起こる。そして海外でも人気の高いOHTORAを呼び込んでの「error」など「フェス」というイベント名に相応しいバラエティでライブは進行していく。

 

この日は過去に俳優として共演したメンバーも登場。高野洸と共にお互いのスキルの高さを証明する「Mayday」や、フックでのコーラスなどその相性の良さを楽曲として表現する福澤侑との「Hungover」など、アーティストとしてのコラボレーションも印象的だ。また、ステージを去ろうとする福澤を呼び止め、Bimiが歌うバースデーソングに乗せて、高野がケーキを持ち込み、福澤の誕生日を祝う仲の良さには会場から大きな拍手が上がる。

 

中盤はバンド仕様でのライブに。再びステージに登場したBimiと、「ヒプステ」でも共演した阿部顕嵐は共にギターを携え、「衝動」をロッキッシュにパフォーム。阿部のラップパートに併せてBimiはカッティングギターを乗せるなど、ライブならではの展開で魅せる。多くを語らずに拳をぶつける二人の姿にも強い絆を感じさせられた。

 

そのままBimiがバンドのフロントに立ち、これまでのBimiの代表曲をバンドセットで歌い上げる。ファルセットから低音域まで幅のあるヴォーカルワークと、この日の会場の状況を織り込んだフリースタイルも披露した「Question」。不穏なTrapビートに乗せたアバンギャルドな歌詞世界と、フックでのディスコティックなメロディと「愛してるよ」という言葉への流れも含め、ポップさと猟奇性を併せ持った「LOVE」には、Bimiの持つ多面性が色濃く投影されていた。フックは大合唱で彩られた「Die young」、デスボイスにも通じるいがらっぽいヴォーカルで焦燥感を歌声としても表現する「weapons」へ展開し、曲終わりでは「最高だ」と声を漏らすBimi。「inner child」では、バンドに自分の声を叩きつけるようにタフに歌い上げ、観客はそのメッセージとシャウトに対して手を挙げ、手のひらを掲げBimiの言葉を一身に受け止める。

DJセットに切り替わり、衣装チェンジをしたBimiと一ノ瀬みかが登場し「Phantom」を披露。エモーショナルな空気を会場に広げる。そしてライブは終盤へ。Bimiが”Last EP”と告げていた「関係」から2曲を披露。ダンサブルな4つ打ちビートに乗せて「俺がいなきゃ駄目なんですか?!」と呼びかけ、その声にジャンプと歓声で答えるという、Bimiと観客との共犯関係を感じる「beast」、ポップな彩りで聞かせる「selfy」と会場の熱は再沸騰していく。

「今日はありがとうございます。楽しんだ? 喋るよりもメッセージを動画で作ってきたから、それを見てください」とステージを降りるBimi。そしてスクリーンにはこれまでのライブやMVがカットアップされたBimiのヒストリーとも言える映像が浮かび上がる。その上に「EVIL LINE RECORDS」という文字と、10月17日にリリースされるデジタルシングル「babel」でメジャーデビューすることがアナウンスされ、それと同時に「関係」のリリース時に告げていた“Last EP”の意味するものが“インデーズLast EP“であったことが明らかとなり、このサプライズにはこの日一番の歓声が巻き起こった。

 

そのまま「babel」を披露するBimi。これまでの楽曲とは感触の異なるヒップホップビートに、彼の根底や内面を吐露するようなシリアスで力強いメッセージとラップに貫かれたこの曲を、射抜かれたように聴き入るオーディエンス。そこでの「ついてきてくれ」という言葉は、彼の心の叫びであろうし、それに観客は万雷の拍手と声援で応えた。

「俺は廣野凌大とBimiの間に少し境界があるし、「Bimiはこうありたい」という意志を伝えたら、Bimiらしさを変えないことが出来るとEVIL LINEは言ってくれた。だからやべえ事を起こします。まだ終わんねえから!まだこっからだから!」と会場に宣言し、ラストはライブのキラーチューンである「輪」を披露。「見せつけてやろうぜ!ついてこい!」という言葉をオーディエンスに投げかけ、この記念すべき日を締めくくったBimi。

 

これまで積み重ねてきた多面性や、どの曲に対しても全身全霊を込める真摯さ、表現力の幅広さとポテンシャル、そしてこれから紡がれていくキャリアにはどのような未来が待っているのか、大いに期待させられるライブはこうして幕を閉じた。まずは1stとなる「babel」、そして4ヶ月連続リリースとなるという楽曲群を楽しみにしたい。

Text by: 高木 “JET” 晋一郎

 

 

■Bimi Fes turn 1
2023年10月16日(月)
東京都・Spotify O-EAST

 

<セットリスト>
Opening Act「unknown kids」

 

M1:NEVERLAND
M2:kikilala

 

Guest Act「Lilniina」
M3:angel+
M4:vampire
M5:akumachan†
M6:I’m tryin’
M7:SWEET SADTASTE
M8:cigirl
M9:Pinky Light

 

M10:error
M11:Weak

 

Guest Act「OHTORA」
M12:BYAKUYA
M13:クソみたいな人生(未発売曲)
M14:SEASIDE MAGIC
M15:Digital Tattoo
M16:Akashic World
M17:Coconuts(未発売曲)

 

M18:slow game life
M19:Mayday
M20:Hangover
M21:Hurry(未発売曲)
M22:衝動
M23:Question
M24:LOVE
M25:Die young
M26:weapons
M27:inner child
M28:Phantom
M29:beast
M30:selfy
M31:babel
M32:輪

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